アピストグラマ・バエンスィ(”インカ50”)
|
02年松坂實氏がペルーで発見した種として有名。学名が04年に決まる前は”インカ50”の名で親しまれ、いまだに流通名としてはそちらの方を多く見掛けるかもしれません。
初めて紹介された頃は大変人気があり高価だったそうです。最近は他のペルー産アピストと同じように比較的入手し易い価格で出回っています。写真の魚もペルー産ワイルドとなっていましたが衝動買いができる程度のお値段でした。
ビタエニアータを再びM水槽で同居させ、30キューブ水槽がオトシン1匹だけになってました。魚がいない水槽は寂しいもので、うちの他水槽から何か魚を移そうか検討していたところ。
と同時に最近すっかりアピストに夢中になってしまい、手元の書籍のアピスト記事を熟読し時間があればネット検索でアピストを調べていました。そんな事をしているといらぬ知識が色々ついてしまい、「いつかこいつ飼ってみたいなー」「次狙うならこの種がいいかな?」などと妄想に耽っていました。
という前振りがあり、折角ショップにいったんだからと魚コーナーを眺めていたら発見してしまいました。
体長4cm弱でまだこれから成長が期待できそうな雄。状態は文句無く良さそう。フォルムや色彩等はシロートなので良い悪いの正しい判断はできませんが、自分的には一目惚れ。特徴の背ビレのビンビン具合が◎。
問題は雌がまだ3cm程と小さく、体色は黒ずんで少し痩せて見えます。「う~~~ん!?」と悩む事数十分。正直パスした方が無難だったでしょう。しかしこのペアがうちの30キューブで泳ぐ姿のイメージ浮かんでしまい、気づけば逆流防止弁と魚の入ったパッキングを持ってレジへ。
心配していた雌も、良く食べ元気にしています。まだまだ綺麗とは言い難い姿なのですが、痩せて見えた体つきもふっくらとしてきています。この種の雌は特徴的な容姿で非常に魅力的です。発情期にはまっ黄色の身体に黒い縞(トランヴァーサル・バー)が数本入り、虎と形容したくなるような姿になります。じっくりと調子を上げて、そんな姿も紹介できればなと思います!!
↑ランキングに参加してます。ポチっとご協力いただけるとありがたいです^^